昆布漁は早いところで5月から始まり、9月の中ごろまで行われます。日の出とともに1人または2人乗りの小さい船で出漁し、長い柄のついた「鉤棹」や、深い場所の昆布を探る時に使う「ネジリ棹」を使って昆布を採ります。昆布漁は、昆布が1日で干し上がるような天気のよい日にだけ行われます。

水揚げされた昆布は船から下ろし、小石を敷きつめた「干場」と呼ばれる場所で干します。 一本一本ていねいに並べ、乾燥具合を見ながら裏返して乾燥させ、夕方までには倉庫に取り込みます。

干場で干した昆布を倉庫に運び、一本毎に整形して、色つや、重量、幅等の基準に従って選別されてます。選別結果によって、棒状にしたり、折りたたんだりといろいろな束ね方をします。この一連の作業を「選葉」と呼びます。

選葉され、束となった昆布が検査機関の定める基準と適合しているか、検査機関の職員が確認します。合格した昆布は等級毎にスタンプが押され、出荷されます。

![]()
昆布は深さ5~7mの海中で、光合成を行って成長します。1年目の昆布は成長を続けた後、一度枯れてしまいますが、残った根元の部分から再び成長をはじめ、1年目のものに比べ大きく、厚みのある、味のよい昆布に育ちます。この2年目の昆布を、食用に採取しているのです。






